関数やエクセルの機能は使っていて、特に今のところ困ってはいないけれど、もっとエクセル作成が楽になる方法はないだろうか?と思うことはありませんか?
今までの作業がもっと簡単で、短時間でできるようになったら便利ですよね。
全く同じ資料を複数人で作ったとしても、作り方はみんなバラバラになると思います。それだけいろんなやり方があるのですが、VBAや関数、ピポットテーブルをバリバリ使っている人でも、エクセル初心者の人から「そんな方法があったんだ。いいね、それ!」と教わることもあります。
今のやり方でもいいけれど、たまに他の人にどんなやり方をしているのか聞いてみるのも楽しいです。
今回はちょっとした小ワザ集ということでご紹介していきたいと思います。
小ワザ集
セル内の改行
セル内で長い文章を書いたとき、横長になってしまって見にくかったり、切れてしまったりしますよね。そんな時はワードみたいに改行することも可能です。
セルを編集して、改行したいところでShiftキー+Enterキーで改行ができます。
普通にEnterキーをすると、改行できずに下の行へ移動してしまうだけなので、Excelでは改行できないと思っている人は意外といます。セル内で改行して文章を入れすぎると見えにくくなってしまうので、見栄えが悪くなってしまうこともありますので注意してください。
文章の場合は端的なものに変える、表なら項目を増やして分けるようにすると、長くなることを防ぐことができます。住所登録するときに、都道府県、市町村、番地、建物名等で分けて入力することありませんか?住所のような長いものでも、分けることで無理のない表が出来上がります。
一つのアイディアとして頭の片隅においておくと便利です。
選択時のShiftキーとCtrlキー
Excelでセルを選択時、一つ一つ選択するのは手間なので、複数を一度に設定したいですよね。
Shiftキーを押しながらセルを選択すると、今いるセルから選択したセルまでの範囲を選択することができます。
次にCtrlキーを押しながらセルを選択すると、今いるセルと、選択したセルを同時に選択することができます。Shiftキーの時と違うのは、範囲選択ではなく、単体でセルを選択する形になります。もちろん選択したいセルをCtrlキーを押しながら次々にマウスでクリックすればOKです!
複数シートの一括編集
Excelは一つのbookに、複数のシートがありますよね。
作り込んでいくと、この複数シートを同時に選択し、編集することが可能です。
シートを複数選択する方法
上記のセルを選択するときと同様、ShiftキーまたはCtrlキーを押しながらシート選択すると複数選択が可能です。
この選択した状態で印刷すれば、一括で印刷できます。シート毎に印刷するよりも楽ですね!
複数選択したシートを一括編集する
複数選択したシートの一つに、例えばセル「A1」を選択し、「タイトル」と入力したとします。すると他の選択中のシートにもセル「A1」に「タイトル」と入力されます。このように複数シートと同時に編集することが可能となります。
※注意※
本来編集したくないシートを間違って一緒に選択されていたり、一括編集を解除つもりで編集を続けていたら、編集したくないところまで反映されてしまった!ということを最初にやらかしたことがありますので、皆さんも注意してください。泣きたくなります。
まとめ
- セル内の改行
- セルの複数選択(ShiftキーとCtrlキー)
- シートの複数選択(ShiftキーとCtrlキー)
いかがだったでしょうか?
複数選択は、対象がセルかシートの違いなので範囲指定したいときはShiftキー、単体で複数選択したいときはCtrlキーと覚えていただければ大丈夫です。他にも使える小ワザはあるのですが、それはまた次の機会にしたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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