前回「よく使うショートカットキー 王道5選」で載せることができなかったものを、今回はご紹介させていただきます。
ショートカットキーはたくさんありますし、自分で設定することも可能です。
全てご紹介するよりも、実際に使う機会が多そうなものを覚えてもらうほうが、最初は効率的です。使わないものを覚えても意味がないですからね。
王道5選のショートカットキーは使っているけれど、今よりもっと効率よく作業がしたい!と思った時に、こちらの記事が参考になれば幸いです。
ショートカットキー
全て選択 Ctrl+A
最初は「全てを選択」
Excelの場合、Ctrl+Aを使うと選択中のシート内にある全てのセルを選択した状態にすることができます。
私の場合、他のExcelファイルにコピペするとき、全選択して値だけ削除するとき、全体を一括で編集するときに使うことが多いです。コピペについては、シートのコピーや移動する等の方法はありますが、こちらのほうがマウスでクリックするより断然早いんですよね。
ちなみにExcel以外でも、このショートカットキーを使うことができます。
今御覧になっているこのページでCtrl+Aをすると、文字や画像まで選択された状態になります。全選択したいなと思ったら、1回試してみてください。
ひとつ上のセルをコピー Ctrl+D
次は「ひとつ上のセルをコピー」です。
機能としては、セル「A2」を選択中の時に、Ctrl+Dをするとセル「A1」の内容がセル「A2」にコピーされます。
限定的なコピーで使いどころがあるのかと思われるかもしれませんが、私は表に関数を最初の行に作って、それを下のセルにコピーするときに使うことが一番多いです。コピペでもいいんですけど、コピーして貼り付けする2回のアクションよりも、Ctrl+Dのほうが1回でコピペできます。
一つ前に戻る Ctrl+Z
次は「一つ前に戻る」です。
Excelで作業中に間違った操作や入力をしてしまったとき、Ctrl+Zで一つ前の作業に戻ることができます。
Excelの上、ツールバーに「元に戻す」というボタンがあると思いますが、機能としては同じです。マウスでそのボタンを押すか、ショートカットキーで操作するかの違いです。あ、間違った!と思った瞬間にショートカットキーで元に戻して、私はなかったことにしています^^
番外編(Excelで使える機能)
番外編ということで、ショートカットキーというわけではないですが、キーボードのボタン一つで便利な機能があるのでご紹介していきたいと思います。
セル内の編集 F2
Excelでの作業中、空のセルはそのまま入力していると思いますが、すでに入力済のセルは再度編集しようとするとき、マウスでダブルクリックしている人が多いのではないでしょうか?
そんなとき、再編集したいセルでF2を押すと、簡単に再編集できるようになります。
追加入力や修正したいことは何度もあると思いますので、試してみてください。
一つ前と同じ作業をする F4
「一つ前と同じ作業をする」とはどういうこと?と思うかもしれません、
簡単に説明すると、セル「A1」を黄色に塗りつぶししたとします。そしてマウス、またはキーボードの矢印でセル「A2」に移動し、F4を押すとセル「A2」が黄色に塗りつぶされます。
この場合の作業というのが「黄色に塗りつぶす」というものになります。
私は、画面上で金額をチェックするときに「チェック済」と自分でわかるようセルを色で塗りつぶすことがよくあります。ひとつずつチェックしていくと、毎回塗りつぶしをクリックするのは手間なので、ボタン一つで作業してくれるのはとても助かっています。
今回は例として塗りつぶしにしましたが、太字や文字色を変える、中央揃えにする、インデントを増やす等の他の作業も同じように使うことができます。
まとめ
- 全て選択 Ctrl+A
- ひとつ上のセルをコピー Ctrl+D
- 一つ前に戻る Ctrl+Z
- セル内の編集 F2
- 一つ前と同じ作業をする F4
番外編を含め5つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
セルを選択するとき、マウスで操作する方が多いと思うのですが、その時にCtrlキーやShiftキーを一緒に使うと便利だったりするのですが、それはまた次回に!
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
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